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ラナイ島の夏合宿5

#ザ・エクスペリエンス・アット・コエレ

エクスペリエンス・アット・コエレ



巨大打ち下ろし



ラナイ島の山側のコース、ザ・エクスペリエンス・アット・コエレ

17番パー4では巨大打ち下ろしを体験しました。

高低差は75メートル、

私の視覚でこれまでの一番です。

ラナイ島で最も深い谷につくられたそうです。

17番青ティ
青ティからの眺め
17番白ティ
白ティから
17番赤ティ
赤ティから


ティインググラウンドの前方端から

ちょっと下をのぞいてみると、

!!

・・・これは、

私の場合、前方へ打つというより、

落とすというほうが正しいのかもしれない。

打つ前に見るのではなく、後にすればよかった。


1打め、予測どおりまさに下に落っこちた感じ。

2打め、池の淵から池の中へ

3打め、池の中へ

4打め、池の中へ

…次は絶対大丈夫という根拠のない思い込みが先立って、

いくつものボールが池に吸い込まれました。

(思えば、私の水嫌いはこのあたりから始まったのかも)


ブラックホールのような池をようやくやりすごしたら、

グリーンまわりの複数のバンカーにもれなく吸い込まれ、

一生出られないかと思うほど打って、打って、

結局このホールで14打。ぐっ。


おかげでものすごく印象に残るホールに


このホール、打ち下ろしがすごいのに、

見た目がごつくないのは、植栽に花が多いからかも。

すこし花になぐさめられて18番へ。

2回目にまわったときはなんとか6打。

嫌いにならずにすみました。やれやれ。




ハワイなのに森か高原か・・・


とにかく森か高原にいるような印象のコースです。

針葉樹と池が多くて。マネレからこちらにくるとその印象増大。

ハワイを連想する海や常夏という要素が無いからですね。

13番プレート
13番
13番ホールと池!

8番カートナビ
8番
8番ホールと池~!!


ハワイらしくないという印象のもうひとつの理由は

低い気温。

海側のコース(チャレンジ・アット・マネレ)と比べると

かなり涼しく感じます。

前日海側のコースで、

サンフランシスコから来たという男性と立ち話をしたときに、

明日はコエレに行くのだ♪と言ったら、

「あそこはここより10度ひくいぞ~」

ほんと? ハワイなのに? と半分疑っていました。ごめんなさい。

長袖にして正解でした。


ちなみにこの方はラナイ島に3週間いて、

奥さんはゴルフに飽きてしまい(!)、

もう一緒にはまわってくれないのだとか。

……3週間もデスか。


こんな気温と眺めの違いが、

山のコースと海のコースをそれぞれ際立たせて、

両方を一気に楽しめるこの島をとても魅了的にしていました。




ロッジ・アット・コエレ


私はずっと海側のホテルに泊まっていたので、

コエレのホテルはゴルフ帰りに立ち寄っただけです。


ヨーロッパにありそうな木造のロッジは

落ち着いて、日本人にとても好評だそう。

このときは6月末なのに庭園の木々が

鮮やかに色づいて眺めもなんとなく身近でした。

ロッジロビー
ラウンジに暖炉とピアノ。ここでの過ごし方が想像できます

エントランス左
ロッジのエントランスからの眺め、まず左側。避暑地の趣。
エントランス右
右側。これからクラブハウスに行く荷物?コースはホテルのすぐ裏
ハワイモチーフ
ハワイアンキルト! やっとハワイらしさ
パイナップルモチーフ
ここは元パイナップルの島、そのモチーフがいたるところに





こちらのコースは、サービスでネームプレートをつくってくれました。
ブラスの色がいい感じ。

コエレ タグ


そういえば、ここで初めて日本からのゴルファーと会いました。
こちらのホテルに宿泊しているとのこと。
そして食べ物カート(サンドやビールを満載してコースを巡回している)は
おにぎり(スパム添え)を積んでいました。
コエレのコースは日本人の利用に慣れている感じです。


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2010-10-23(Sat)
 

ラナイ島の夏合宿4

#4 ザ・チャレンジ・アット・マネレ

ヤーデージブックRIMG1011_convert_20101011171254



妄想のヤーデージガイド

写真はヤーデージガイドです。

ヤーデージガイドを知ったのは最終日。

使うことはないかもしれないけれど、それでも欲しくなって買いました。


というのは、カートのナビが秀逸で、ボールそばまで乗っていくと

残り距離やレイアウトや前のカート位置が詳細に表示され、

ついでにランチメニューのオーダーも可能、

さらに置き忘れたクラブもボタンひとつで手に戻るという便利さ。

ガイドの必要がありませんでした。

でも、

この一冊にコースの性格が出ているように見えます。

いつか上級者になって、この冊子で攻め方なんかも組み立ててみたい。

そんな妄想をたくましくさせる冊子です。



忘れられない17番ホール

海越えホール17番パー4。

17番赤

17 番ホールP6271854_convert_20101011185916

ヤーデージブック2RIMG1021_convert_20101011171422


上の写真は赤ティからの眺め。

中の写真は黒ティからの眺め。

下はヤーデージガイド。

ティは短い方から、赤、白、青、ゴールド、黒があり、

黒には名前がついています。

NICKLAUSと。

黒ティの位置はヤーデージガイドで最右下の1です。

黒ティからの眺めはどんなものだろうと

立ってみました。



赤ティからの眺めと似ているけれど

違う印象です。


黒ティからA地点まで220ヤード。

赤ティからは105ヤード。



でも、距離よりも強く感じるのは威圧感。

空と足元の緑のあいだに崖の黒がぎゅっと入り込んでます。

つい崖に目をひっぱられてしまい、

それでも打てるものなら打ってみろとも言ってるような、

挑む景色とでもいうのでしょうか。

ものすごいものを見た気持ちになりました。





ボールをたくさんもって行くといい、2人で100個くらい

と、ラナイ島を教えてくれた人が言いました。
そんなにボールがいるのかなと
半信半疑で60個くらいを用意。
でも、帰ってきて残っていたのは10個あったかどうか。
おどろくほどロストボール連続でした。
フェアウエイは広いものの、そこをそれたら林でなく岩場。
ほとんど見つかりません。
あきらめが早くなります。


2010-10-12(Tue)
 

ラナイ島の夏合宿3

#3 リゾートに到着


緑滴るP6281868_convert_20101001002326



ギャップが魅力

いきなり緑滴る景色が飛びこんできました。

海側のホテル、マネレ・ベイ・ホテルです。

空港からずっと単調な景色を眺めていたので、
ホテルエリアに入ってからは
目をみはってばかり(すごい~)
ギャップが大きかったからこそのインパクト

想像ですが、火山の岩で成り立つこの島は
荒涼とした景色が素顔。

もしかしたら、ギャップを利用した演出かもしれません。
それとも、エリア以外は島のもとの姿を大切にしたのかもしれません。

土壌を変え、植物を育てる時間を思うと、
注いだ情熱も原資も想像してしまいます。

ホテルエリア1P6281865_convert_20101001004142

ホテルエントランスRIMG0208_convert_20101001003857
ずっと前からここに施設があったような景観(ホテル敷地)と
だれもが写真をとりたくなるエントランス



さぁ!ゴルフ場へ

到着後、13時台にティータイムを予約していたので、
ゴルフウエアに着替えてゴルフ場へ急がなくては。
トランクの整理は後回し。

私たちはここに4泊してその後移動しました。
到着日から出発の前日までの毎日に予約を入れているので、
4日連続のラウンドです。

・・・・!

成田出発前に思い当ったのですが、(遅いよっ)
これまでそんなに連続ラウンドしたことはありません。(まるでプロの試合)
もつのか私?
しかも欲張って1日2ラウンドするつもりでいるし。

(…ま、カートはフェアウエイ可能なのでなんとかなるかも)


ゴルフ場へは、ホテルエントランスから小型シャトルバスで移動です(無料)。

ちなみにゴルフをしなくても、
クラブハウスでのランチのための足としても使えます。
眺めがいい海側のゴルフ場のクラブハウス、
雰囲気がいい山側のゴルフ場(こちらはホテルでのランチになります)。

もしゴルフをしなかったら、たぶんそうやって利用しました。


シャトルは毎回すぐ出発します。このサービス、すごくいいです。

車手配のスタッフにラウンド時間を告げると
「すぐ来るよ」と言われ、実際5分も待ちません。

乗るのは、同じゴルフ場へ行く人が多くて8人、少なければ4人程度。
素早くキャディバッグをエントランス脇の倉庫から出して積んでくれます。


この一連の手際、滞在中とっても安心感がありました。
こういうとき、もしバスが来ないとか、出発がもたもたすると、
すごくストレスたまりそうです。

キャディバッグRIMG0203_convert_20101001012246
バス待ちのキャディバッグ。
なぜかいつもより素敵に見えました。



乗車時間10分以内程度でゴルフ場へ到着。

さぁ、ザ・チャレンジ・アット・マネレ
初ラウンド開始です!!


2010-10-03(Sun)
 

ラナイ島の夏合宿2

#2 空港からホテルへ 


ラナイ島へ着陸

#2もラウンド話はまだです、すみません。(…いろいろ書きたくて)
でも文末にゴルフパッケージの話があります。


着陸前後の不思議と不安


はじめての土地を訪れるとき、
こんな感じかなぁと想像します。
実際はそれを大きく超えることもあって、
そうなるとなんとなく、心もとなくなってきます。
ラナイ島は着陸前からそのケースでした。


島影が見えたら、
次は着陸する大地が見えてくる、
ワクワクは臨界点!

…のはずが、

オアフで知っているハワイとはちょっと違う荒涼としたカサカサの大地。
滴る緑なんて無い。
写真でみたハワイ島の黒色とも違う。プロペラ機の窓から見えるのは乾いた色と赤い色。
あの筋は はて

赤い道

道でした。道が赤い土。

そういえばラナイ島を調べていたとき
島を一周する道がない、
レンタカーは四駆、
借りて走るならスタック脱出の腕が必要
などど、あまり他では聞いたことがない情報がありました。


これがラナイ島空港ビルです。
小さい。台風にふきとばされそう。(ハワイはハリケーン?)

ラナイ島空港ビル
小さくてファミレスのような建物。利用者もそんな感じ


上の建物の一角で、
フォーシーズン行きの旅行者はここで名前の確認をし、
ホテルが海側か、山側か、で荷物と共に
2台の専用バス(無料)に事務的にバサバサと振り分けられます。
シンプルというか、そっけなさが 
…リゾートっぽくない。


カウンター
インフォメーションはこれだけ。紙にプリント。
空港によくあるはずの壁の到着案内板の類もなし。
壁に貼ってあったものは、子供たちの絵です。素直な絵ってほほえましい。

絵120100630(003)_convert_20100930115613

絵2
おぉ これはゴルフ!


島のつくり

まず中央にドール時代にできた街、ラナイシティ(人口約3000人)があり、
そこをはさんで北側に山のホテル、
南側に海のホテル(どちらもフォーシーズン)が配置され、
それぞれのホテルのそばにゴルフ場。
それらをつなぐのは直線道路。(地図では黄色)
(ちなみに3つ目のホテル『ホテルラナイ』はラナイシティにあります)
ラナイ島地図4_convert_20100930143708


配置の概要はこれでおしまい。
島初心者にはこれで足りてしまいます。
案内によると上級者はレンタカー(四駆しかない)を駆って
端っこにいくそうです(スタッククリア組だ)
今回私はその予定ナシなので、ほとんど調査しませんでした。


たしか空港から海側のホテルまでバスで20分か30分か?
あやふやな理由は
窓の外の景色に原因があると思ってます。

草は生えているけど、荒涼として、人影もなく。
映画だと、こういう所の地下に巨大な秘密基地とかがあるような感じ。
リゾートらしい風景もまだなくて。

途中でラナイ島中心地とおぼしきエリアに入りましたが、
数分でそこを抜けると再び元の景色に。

バスからの眺め1P6261686_convert_20100929234133

バスからの眺め2P6261688_convert_20100929234302
針葉樹が道路に沿って植えてあるだけ。何もナシ。地図と同じ。
単調で人工的なところが不思議な感じ。夢に出そうだと思った。


こんなとこにほんとにリゾートがあるのか?と不安むくむく。

不安になったのはここらへんで、私の想像を超えてたんですね。
リゾートってこういう感じに始まるだろう、の。


が、これらがホテル到着あたりに「!」とつながりました
(それは後ほど) 


豪気なゴルフパッケージ

単調な景色はともかく、ゴルフパッケージはすごいんです。
パッケージは、「宿泊+ゴルフ」。ラウンド付き宿泊です。
まずホテルを選択し、
ゴルフ場は、どちらに宿泊したとしても、
日ごとで海、山の選択ができます(1日に両方は×)
すごいのは、こっから!

え~ 何回まわってもいいのぉ!
とさけびたくなる
「Unlimited 制限なし」
という強気のサービス。

もちろん1日に3ラウンドなんてできませんが、
「お好きなだけどうぞ、どうぞ」と言われると、
その気持ちがすごくうれしくないですか?

(このゴルフパッケージはフォーシーズンリゾートサイトから申し込めます)

サービスを享受するため、
1日2ラウンド可能なように 朝のティ―オフタイムを予約しました。
4日連続で。

海側と山側の両方を堪能したいので、
朝食時間も考慮したローテーションを練り、
さらに島到着時間が変わったこともあったので、
何度か時間変更を入れてプラン確定まで数週間。
そういう間って幸せなんですよね!

用意周到のつもりが、後で気づく「抜け」。
私の人生は大抵そういうことになってます。



2010-09-30(Thu)
 

ラナイ島の夏合宿1

#1 ラナイ島へ

ラナイ島



はじめてのラナイ島


初めてのラナイ島への旅です!
そして初めての海外ゴルフ!

行くことが決まると、うれしくて期待いっぱいで、
軽い興奮状態になって、(…旅前はいつもそう)
直前まで『Hawaii Golf』(マリン企画)というムックを眺めつづけ、
そのうち、眺めすぎてすでに行った気になってしまい、
「次はハワイ島でゴルフかな」などと、行く前から次を考えだす始末。
ま、こんな状態で機上の人になりました。
(海外ゴルフ経験のある方、ぜひそのときの感想を教えてください)


乗り継ぎはアイランドエアー

ホノルルからラナイ島へは小さなアイランドエアーで約30分。
またはマウイ島からフェリーという方法もありました。
前泊の都合で選択できそうです。
今回の往路は成田→ホノルル→ラナイと一気に移動です。

この小さいプロペラ機、
リゾッチャとかスヌーピー顔まけのかなりにぎやかな塗装。
気持ちのはずが、
私は独特の回転音(エンジン音?)になんとなく心細く。
そういえば航空機事故があったっけ、とかろくでもないことまで
連鎖で思い出す始末。
(後で調べたらこの事故は別の会社でした)

アイランド・エアー
ローカルで小さい機でもコーヒーサービスをします。
海を眺めながらコナコーヒ―。
不安も消えて、気分はもうラナイ島上陸!



マウイ島やハワイ島へは、
Hawaian Airというもっと大きい航空会社が飛んでいます。
ホノルル空港での2社の扱いも違って、
やはり大きい会社ほど便利な場所にありました。


P6261619_convert_20100928205517.jpg
こちらはHawaiian Airのカウンター

つまり小さいアイランドエアーはホノルル空港のかなりはずれです。
シャトルバスがありましたが、そこそこ近いだろうとたかをくくっていたので、
カートを押して移動。間違いでした。
死ぬほど乗り継ぎ時間があって退屈、という状況でなければ
シャトルバスがいいと思いました。

シャトルバス図加工


お勧めシートは

アイランドエアーはシート予約もなく、
乗った人順に好きな席へ座るので、お勧めは
行き左窓側
帰り右窓側です。

そうすると離陸直後と着陸前のオアフ島の眺めが楽しめます。


ワイキキ上空

火口P6261647_convert_20100930234152
眼下に広がるワイキキビーチ、山すそに伸びる住宅地、
ダイアモンドヘッド、火口、ハナウマベイ・・・
見どころが次々現れ、あとはずっと海と白い波。


ホノルルでの乗り換え時間

ホノルル乗換えの移動便の予約時に、
今回2時間の余裕を求められました。

理由は入国審査に時間がかかって乗り遅れるケースがあるからとか。
このとき当初の便は乗り換え時間が1時間40分だったのでリスクをとるか、
または乗換時間をもっとたっぷりとってリスク回避か、と2択になりました。

最初、なんとかなる派の私は前者を選択しましたが、
その後のやりとりで慎重派になった私は後者に変更しました。

要は、空港内移動であわてたり、走ったりするのがイヤダという
ただそれだけの理由なんですけどね。

でも次からは多分前者を選択します!(きっぱり)


(ラナイ島乗り継ぎに関して事前情報が少なかったので、
お役に立てればうれしいです)


2010-09-28(Tue)
 
プロフィール

paradizo

Author:paradizo
ゴルフ歴4年、でも
これまでの最高スコアは、110台を一度だけ。
たくさん打つので、カウンターが欠かせません。
そんな「いつまでも初心者」の気持ちを綴ってます。
ラウンドしてないときは、旅行や食べ物、美しいものに思いをはせています。

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